倍率52倍突破!地元出身のボートレーサー森雄利選手(18)ほろ苦いプロデビューに【長崎】

倍率52倍突破!地元出身のボートレーサー森雄利選手(18)ほろ苦いプロデビューに【長崎】

倍率52倍突破!地元出身のボートレーサー森雄利選手(18)ほろ苦いプロデビューに【長崎】

5月、ボートレース大村で、一人の新人レーサーがプロデビューを果たしました。
地元、長崎県大村市出身の森雄利選手、18歳です。
倍率52倍の狭き門を突破してプロの世界に飛び込んだ森選手。
デビュー戦の結果はほろ苦いものになりました。大村市が発祥のボートレース。
最高速度は時速80キロに達し、1着を目指して激しく競り合う様から『水上の格闘技』とも呼ばれています。今年からその舞台に立つのが、大村市出身の森雄利選手18歳です。森 雄利 選手(18):
「6艇のボートがものすごいエンジン音を出して通り過ぎていくのを見て、過ぎ去った後のエンジンのにおいがすごく印象に残ってて、かっこいいなって思いました」以前は野球少年だった森選手が本格的にボートレーサーを目指すようになったのは中学生のとき。地元のボートレース大村で、プロレーサーと一緒にペアボートに乗ったのがきっかけでした。森選手:
「見てかっこいいなと思って。自分の体格とか体重とかすごく合ってるなと思って目指しました」今年3月にボートレーサー養成所を修了した森選手。
同期の応募者 1,397人のうち、養成所に合格して修了できたのはわずか27人で、倍率はおよそ52倍という狭き門でした。森選手は4月、小中高校の先輩でもある園田裕史大村市長にプロデビューを報告しました。 園田市長:
「大村出身!そういう森選手の活躍をですね、期待しています」
森選手:「頑張ります!」このとき『プロになってやりたいこと』をこう話していました──森選手:「成人式にいい車で行きたいなと」森選手のデビュー戦は今月6日、地元のボートレース大村で開かれた『長崎スプリングカップ』です。
森選手はアウトコース、緑の6号艇での出走となりました。実況:「大そとが6号艇 132機、森雄利」
「スタートしていきました」スタートで出遅れてしまった森選手。ターン後の直線で遅れを取り戻そうとするも、逆に次のターンで差を広げられてしまいます。
その後も先輩レーサーたちに技術の高さを見せつけられ、終わってみれば先頭から大差をつけられ 6着でゴール。プロの高い壁に阻まれたレースとなりました。森選手:
「めちゃくちゃ悔しいです。
スピードというか旋回っていうところが課題で、水面に出たら先輩、後輩関係ないので、勝負の気持ちみたいなのを持って、もっとガツガツ行こうって思いました」デビュー戦には家族や地元の友人たちも応援に駆けつけてくれました。
地元の声援を後押しに次は一つでも上の順位を狙います。森選手:
「このまんまだったらいい車乗れないですね、6等ばっか取ってたら(笑)」プロとしてのキャリアをスタートさせた森 雄利選手。
将来目指すレーサー像は明確です。

森選手:
「お客さんを魅了できるレーサーになりたいと思ってて。
3周 2マーク(最終ターン)まであきらめない走りをするレーサーになりたいって思ってます」

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